カルシウムが効果的に働くには?吸収を高めるには?
せっかく摂ったカルシウムも、それだけではそのパワーを発揮できません。 上手な摂取方法を知ることで、大切な成長期の可能性を伸ばしましょう!
成長期に欠かせない栄養素、カルシウム。しかし、カルシウムさえ摂っていればOK!というわけではありません。カルシウムは様々な栄養素との連携プレーによって吸収率を高め、私たちの成長に関わっているのです。特にカルシウムと一緒に摂りたい栄養素を3つご紹介します。
マグネシウム
マグネシウムはミネラルの1種です。カルシウムと共に骨や歯の構成成分です。体にとって重要な役割を担う栄養素です。
《多く含まれる食材》豆類や魚介類、海藻類など
ビタミンD
ビタミンDは腸管からのカルシウムの吸収をスムーズにしたり、カルシウムを骨に沈着させる働きがあります。ビタミンDは皮膚が紫外線に当たることによっても合成されますが、最近では外で遊ぶ機会の減少によりビタミンDが不足しやすい傾向にあります。
《多く含まれる食材》きのこ類やレバー、青魚、卵など
亜鉛
亜鉛(zinc)は、骨格筋、骨、皮膚、肝臓、脳、腎臓など、全身に広く分布する微量元素のひとつです。通常の食品において過剰摂取が生じる可能性は少なく、過剰症よりもむしろ欠乏症による悪影響が心配されます。
《多く含まれる食材》肉類、魚、豆類、卵など
丈夫な骨作りへの指標となる「骨量」は10代からぐんぐんと高まり、20歳頃をピークにあとは下降の一途をたどります。つまり、長い人生において成長期という限られた時期が一番効率よく骨量を増やすことが出来る時期なのです。
また、この時期にしっかりと骨量を蓄えておくことで、大人になっても丈夫な体でいることが出来ます。カルシウムは1日だけ頑張って摂取すればOK!というわけにはいきません。骨は毎日成長し、代謝を繰り返していますので、その成長をよりスムーズに行うために、毎日継続してカルシウムを摂取することが重要なポイントです。
しかし、カルシウムは不足しがちな栄養素のひとつである上に、食材によっても吸収率がまちまちです。特に好き嫌いが多い、食が細いといった食に関するお悩みをお持ちのお子様には十分に摂ることが難しい栄養素のひとつでもあります。
カルシウムの働きをより効果的にするためにも、マグネシウム・ビタミンDなどと一緒に摂取しながら今からコツコツとカルシウム貯金を始めましょう!
また、不足している栄養素を摂取しようとして単純に食事量を増やしてしまうと、カロリーの過剰摂取も気になるため、注意が必要です。普段の食事プラスアルファに、成長期の栄養バランスを追求して開発された栄養機能食品、カルシウムグミを是非ご活用ください。
成長期のお子様に!
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