食への不安感が社会に広がる昨今。
スクスクのっぽくんでは、子どもたちの成長をサポートする立場として、食の安全や栄養に関する座談会を行うことに致しました。育ち盛りのお子様を持つ主婦の皆さんと管理栄養士の磯村優貴恵さんをお迎えして、お話を伺いました。
さおりママ
子どもには特にそうですね。
磯村
苦いのとか辛いのは絶対にダメ?
ちはるママ
それだと本当に“薬”になっちゃうじゃないですか。やっぱり美味しいと子どもも「食べたい!」となるので。
そのみママ
私は、子どもには大人が摂るみたいなサプリはあげないようにしています。お子さんが食べるために作られているものは別だと思うのですが、そうではない、やっぱり大人用に合成されたものって簡単にあげられそうなんだけれど、身体に負担がかかると思うんですよ。そういうことを考えてしまうので、やっぱり子どもにあげるときに、ちょっと待てよ、と考えますね。
磯村
お子様向け、ということが大事なポイントですね。
そのみママ
バランスじゃないですか。たくさん摂ったからといってそれだけ摂れるかっていうと一番低い部分の栄養素にあわせて作られてしまうので、ある一部、そこの部分だけをぽんと伸ばしても仕方がない。やっぱりなるべく自然で、食べて摂るのが理想論になってしまうんですけれど、さらに足りないのかなというところを補ってあげたい、と考えています。子どもだけに余計気になってしまう。
磯村
やっぱりサプリメントとして採るならば、長く続けられるもの、というのも一つのポイントなんですね。長く続けるためには、味が美味しかったりだとか、いろんな味があったりとか、あと安心とか、そういったところがポイントとなるかと。
ちはるママ
あまり食の安全に対してはこれまで無頓着だったんですけれども、3.11を境に、がらりとかわりましたね。やはり食ってこんなに大事なんだって。生きるって食べることなんだって。だからちゃんと選ばないと、って…。なおかつバランスも取ってという。なんか難しくなってきちゃったような気がするんですよね、あの日を境に。
さおりママ
今までは、自分たちが子どもの頃は何も気にならなかったし、そんなに神経質にならずに普通に、と思っていたんですけれども、だんだん分からなくなってきましたね。偽装の食材とかもテレビでやっていたじゃないですか。そうなると、書いてあったとしても、分からなくなってくる。
磯村
加工品もありましたしね。加工してあるものについては、いつどこでなにをどのように、という問題があるし、生鮮食品に関しては、いまは特に。そういった食料品に、検査を証明出来る表示がしてあれば、一つの安心材料にはなりますか?
ちはるママ
なりますよね。スーパーでも検査済みとか書いてあって、ちゃんとそういうふうに明確にしてほしいですね。どこ産の野菜とか、出回っているから大丈夫なんじゃないのって皆さん言うけれど、本当かしらって。それこそ、ちゃんとした証明がほしいですよね。
磯村
どこからきたどういうものかちゃんとわかっていれば。
ちはるママ
そうですね、あとはちゃんと検査して。
磯村
検査は心強いですね。今は特にそれをやるべき時期ではないか、消費者に対して安全を訴えかけることが大事になってくるわけですね。
スクスクのっぽくんの安全への取り組み
平成24年2月、日本食品分析センターによる検査でカルシウムグミに放射性物質が確認されていないことをご報告致します。(上図:日本食品分析センターの放射性物質の分析結果)
また、ストロンチウムにつきましては、日本では迅速に検査をする事が困難であるため、海外の機関(Eurofins Analytics株式会社)にて検査を行ない、成分が確認されていない
ことをご報告致します。
(右図:Eurofins Analytics株式会社の放射性物質の分析結果)
食の安全性がとても気になる昨今。悪い物質を避けることは大切ですが、体に入ってしまったものを上手に排出してくれる食物繊維などの食材を積極的に摂りましょう。また、栄養バランスの良いメニューを心がけて、抵抗力の高い体づくりを目指しましょう!