―― 今はどのようにサッカーを続けているのでしょうか?
(お母さん)今は学校生活も忙しくなってきたので、平日の練習を減らして週3日にしています。それ以外の時間はお父さんが練習を見ることもあります。学校が終わった後にサッカーの練習で移動しなければいけない日は、学校で宿題を終わらせてくることもある。計画性があると思います。
―― サッカーを続けていて良かったなと思うことはありますか?
(お母さん)夏実が5年生の時、6年生主体の大会にスターティングメンバーとして出場しはじめ、年上でも関係なくきちんとした指示が出せることを目の当たりにした時は凄いなと思いました。夕果は、同じ学年の女の子がチームにいないため、負けず嫌いな気持ちが強い子に育ちましたね。ある時、運動会の徒競走で負けてそうとう悔しかったみたいで。「自分でちゃんと行くから!」と陸上のスクールに通って、サッカーの練習や学校生活と両立させて、その後の運動会では見事に勝つことができました。
あとは、学校生活でも自分たちで考えて発言や催し事をする機会が多いのですが、サッカーの練習できちんと準備したことを、本番でしっかりと活かすということを経験してきたからか、緊張して何もできないということはないみたい。生活の中にも結び付いていると思うと、やってきてよかったのかなと思いますね。
―― 頑張れている秘訣は?
(夏実ちゃん)今は高いレベルでできているから楽しいけれど、低学年の頃は辞めたいなって思ったこともありました。でも、ずっとやっていたから、生活の中からサッカーがなくなることが想像できなかったし、周りにサッカーをやっている女子もいなかったから、「自分は特別なんだ!」って思って頑張って今に繋がっています。サッカー以外にも色々なことに挑戦できていたのも良かったのかなと思います。サッカーだけじゃなかったから、本当の意味で辞めようと思わなかったのかもしれません。
(夕果ちゃん)サッカーを始めたばかりの時に、点を決められてすごくうれしかった。あとは、友達に“上手いね”って言われたのも嬉しくて。その記憶がまだ残っていたり、うれしい体験がいっぱいあるから、これからもサッカーをもっと頑張りたいです。
―― 山内さん、夏実ちゃん、夕果ちゃん、ありがとうございました!
スクスクのっぽくんはこれからも二人の活躍を応援し続けます!